スコアは「実力」ではなく「方向」
DISCTALKの診断は、4つの軸(主導D・社交I・安定S・慎重C)ごとに5問、全部で20問です。各質問に1〜5で答え、逆向きに聞く逆転項目は点数をひっくり返して足します。軸ごとに5〜25点になり、それを見やすく0〜100に直したものが結果画面の数字です。
だからスコアは「どれだけ得意か」ではなく「ふだんどれだけその方向に傾くか」を示します。社交のスコアが20でも友だちを作れないわけではなく、主導が90だからリーダーの資格があるわけでもありません。0点も「その傾向がない」のではなく、その軸の質問すべてに「そう思わない」側で答えたという意味です。
高め・ふつう・低め
DISCTALKはスコアを3つの範囲で読みます。
たとえば安定(S)が低めの人も、続けることはできます。ただ同じことを長く繰り返すと人より早く疲れて、変えたくなる可能性が高いです。逆に安定が高めの人は、毎日同じルーティンから力をもらいます。
1位だけでなく「形」を見る
タイプ名はいちばん高い軸で決まりますが、4つのスコアが作る形にこそ多くの情報があります。
- 1位と2位の差。10点以内なら2文字の混合タイプになります。前の文字がメイン、後ろの文字がサブの傾向です。5点以内なら、前後を入れ替えたタイプの姿もよく見えるはずです。
- いちばん低い軸。あまり使わない部分を教えてくれます。タイプの違う人とぶつかるのは、意外とここからのことが多いです。
- 4つの間隔。1位と最下位の差が12点未満ならマップの真ん中あたりに置かれます。ひとつのタイプにぴったりはまるより、状況によって違う面が出る人です。
同点のときは、その軸でいちばん強く答えた質問(「とても当てはまる」、逆転項目は「まったく当てはまらない」)が多い方を先にします。それでも同じなら回答全体で決めるので、同じ回答ならいつも同じ結果になります。結果画面の「スコアから見ると」カードが、こうした境界のケースを教えてくれます。
例で読んでみる
こんな結果だったとします。
- 1位は主導(D)70、2位は慎重(C)65。差が5点なので2文字のDCです。すばやく決めつつ、なぜそう決めたかの根拠も一緒に持つ人です。
- 差が5点だけなので、前後を入れ替えたCD「危険を先に捉えるレーダー」の姿もよく見えるかもしれません。
- 社交(I)30がいちばん低め。察してもらうのを待つより、短くても先に言葉にすると誤解が減ります。
- マップでは上側(目標重視)で、主導と慎重の間。目標に向かって正確に進む位置です。
スコアを読むときの注意
- 他人と数字で比べない。同じ70でも、その人のほかのスコアと一緒に見て初めて意味があります。
- 高いほどいいわけではありません。どの軸も、どのタイプも優劣はありません。
- 20問は短い診断です。境界にいる人は、もう一度受けると結果が変わることがあります。変わった結果も間違いではなく、両方の面を持っているということです。
- 評価に使わない。この結果はお互いを理解する出発点で、人を選んだり点数をつけたりする根拠ではありません。
よくある質問
全部のスコアが50前後です。診断が間違っている?
いいえ。4つの傾向をバランスよく使う人です。状況によって前に出る軸が変わるので、レポートのバランス型の説明も読んでみてください。
低い軸は直したほうがいい?
直すものではなく、知っておくと役立つ情報です。その軸が必要な場面で少し意識すれば十分です。
友だちとスコアを比べてもいい?
数字を比べるより、どこが違うかを見てみて。「ふたりの相性」画面が2人の違いを1枚で見せてくれます。