DISC診断はどんな診断ですか
DISCは人の行動の傾向を主導(D)・社交(I)・安定(S)・慎重(C)の4軸で見る枠組みです。1928年に心理学者マーストンが提案したモデルから始まり、今は多くの会社が独自の質問で診断を作っています。だから「会社で受けるDISC診断」と「DISCTALK」は質問が違うことがありますが、4つの軸と結果の読み方はほぼ同じです。
質問はたいてい「私は〜するほうだ」という文にどれくらい当てはまるかを選ぶ形か、4つの言葉からいちばん自分らしいものといちばん違うものを選ぶ形です。20〜30問のものも、80問を超えるものもあります。どちらにしても知識ではなく、ふだんの行動を聞きます。
会社はなぜDISC診断を使うのですか
よくある使い方は3つです。1つ目は、新しく入った人がどんなやり方で仕事をし、どう話すかを先に知っておくため。2つ目は、チームを組むとき傾向が片側に偏らないよう配置の参考にするため。3つ目は、入社研修やワークショップで互いの違いを話す会話の材料にするためです。
逆に、DISCだけで合否を決めるのはまれで、そうすべきでもありません。DISCは能力やまじめさを測る診断ではなく傾向を見る診断なので、どのタイプでもその仕事で力を発揮できます。これはDISC診断を作っている会社も共通して案内していることです。
どう答えればいいですか
- ふだんの自分で答えます。「会社が好みそうな答え」を選ぶと結果が実際の自分とずれて、その結果どおりに働くことを期待されるのは結局自分です。
- 場面をひとつ決めます。家での自分と初対面の人の前の自分が違うなら、「ここ数か月でいちばん多かった場面」を基準にすると揺れが減ります。
- 「どちらとも言えない」ばかり選ばない。全部真ん中だと4つのスコアが似てきて、何の情報も残りません。少しでも寄るほうを選ぶほうが正確です。
- 考えすぎない。最初に浮かんだ答えがたいていふだんの行動に近いです。1問10秒で十分です。
面接で見える4つの傾向
質問に結論を先に言い、根拠を添えます。速くて明快な反面、相手が口を挟む隙がないように感じられることがあります。
面接官と目を合わせて話を広げます。好感はすぐ得られますが、具体的な数字や事例が抜けがちです。
質問を最後まで聞き、続けてきたことを話します。頼もしい反面、自分から前に出るには時間がかかります。
事実と順序を正確に話します。丁寧な印象は確実ですが、答えが長くなったり細部にとどまったりします。
どれが有利ということはありません。面接官が見るのはタイプではなく、自分の傾向を知って場面に合わせて調整できるかです。だから自分のタイプを先に知っておけば「結論から話すほうなので、今日は根拠も一緒にお話しします」と一言添えられます。
先に受けておくと良い理由
会社の診断を受ける前に一度やっておくと、自分の結果がどちらに出そうか、どの質問で迷うかがわかります。DISCTALKは20問・3分で無料です。結果には4つのスコアとタイプ、「一緒にいるとき覚えておくこと」が出るので、面接や初出勤のとき自分を説明する言葉としてそのまま使えます。
よくある質問
会社のDISC診断とDISCTALKの結果が違ったら?
質問が違えば結果も少し変わることがあります。メインの傾向(前の文字)が同じならほぼ同じ結果と見てよく、どちらの診断でも境界にいる人は文字の順番が入れ替わることがあります。
どのタイプが合格に有利ですか?
ありません。DISCは能力を測る診断ではないので、会社もタイプで採否を分けないのが原則です。自分のタイプを知って調整する姿のほうが良く見えます。
わざと別のタイプのように答えてもいいですか?
おすすめしません。結果どおりに働くことを期待されるのは自分ですし、逆転項目が混ざっているので一貫してつくろうのも難しいです。
DISCとMBTI、会社はどちらを使いますか?
会社の研修には行動を見るDISCのほうがよく使われます。2つの違いはDISC vs MBTIにまとめました。